1.バトルの仕方

バトルとはブレイクダンスの発祥において外せない言葉であり、要素です。

ブレイクダンスは紛れもなくバトルダンスなのです。

基本の動きを知り、練習してマスターし、上達レベルになってオリジナルな動きをもち、ソースを作って、サイファーも楽しむことができたら、バトルに挑戦してみましょう。

ブレイクダンスに手を出したのなら、一回は是非とも体験してもらいたいものです。

バトルとは様々な形式があります。

1対1や2対2などの少人数制をはじめとし、8人以上のチームバトルやクルーバトルなど、さらにはトップロックバトル、アップロックバトル、フットワークバトル、パワームーブバトルなど様々なカテゴリーが存在します。

基本的にはマイクを持って司会進行で仕切るMCがおり、音楽をかけるDJ、そしてバトルを裁くジャッジがいて、バトルをするBBoyたちがいて成り立ちます。

決して1人でできるものではありません。

もちろん、練習バトルという感じで音楽をかけて互いに向き合いバトルをすることも可能です。

その形式も様々です。

ワンムーブバトルなのか、それぞれツームーブずつなのか、スリームーブずつなのか、あるいは時間制ということもあります。

バトルの時は相手を威嚇し、罵しり合うことが基本です。

ですが、その中にもリスペクトの気持ちはありますので、バトルが終わったら握手をして讃え合います。




そういう姿勢がヒップホップ文化の発祥時の考え方なのです。

それは今もなお受け継がれ、続いています。

仲間との練習バトルからそういった考え方も学んでみましょう。


2.バトルで勝つためには

バトルとなれば勝敗が付きものです。

そうなればもちろん誰もが勝ちたいと思うでしょう。

ですが、残念ながらこれをやれば勝てるということは決して存在しないのです。

さらに、これはスポーツではなくダンスである難しさがあり、難しい技や動きをやれば必ず勝てる、あるいはいいポイントがつくとも言い切れません。

基本的にジャッジの好みに委ねられます。

ここは永遠のテーマです。

上達していくにつれBBoy一人一人みなスタイルが違うように考え方が違います。

ですが、ある程度の傾向はあります。

オールラウンダーとして、音楽性も高く、パワームーブもスタイルムーブもバランスよくこなすBBoyが実際近年勝ち上がっています。

あるいは、その人にしか出せない雰囲気や世界観、クオリティの高さなどもかなりの高評価を得られることがあります。

いろいろと解説しましたが、結局はジャッジも人ですので好みが大きいです。

ですから、勝ちたいスタイルというよりは自分がやりたいスタイルをやることがヒップホップの精神であり、自分にとって一番楽しいのではないかと私は思います。