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1.音楽についての基礎知識
ダンスで使われる音楽をはじめとし、ほとんどの音楽は8カウントの連続で構成されています。
ワン、ツー、スリー、フォーと数えエイトまでのカウントです。
音楽にはイントロ部分、メロ部分、サビ部分、間奏部分、アウトロ部分があります。
普通の音楽はこれらが順に流れていくことで構成されますが、ブレイクダンスではブレイクビーツと呼ばれる音楽が主に使われます。
もちろんブレイクダンスの場面でも普通の音楽をかける場合もあります。
では、ブレイクビーツとはなんなのでしょうか。
ブレイクとはブレイクダンスのイメージをして激しく回転したり逆さになることから壊すというような意味を連想されるかもしれませんが実はそうではありません。
ブレイクとは間奏の部分をさす言葉なのです。
ブレイクビーツつまり間奏部分の音楽の意味なのです。
一般的に間奏部分ではドラムや太鼓の音が激しくビートが早いテンポで展開される音楽の部分です。
その部分を昔DJが何度も繰り返したことによってブレイクビーツというものが生まれました。
その間奏部分で踊ったダンスだからこそ、ブレイクダンスと言われる所以です。
BBoyという言葉もブレイクボーイやブレイクダンスボーイの略称なのです。
上達するにあたって、音楽をたくさん聴くことも大切なことです。
そういったブレイクビーツは残念ながら普通のCDショップなどで販売されているものはほとんどありません。
それよりもYouTubeにてBBoy MixやBBoy Mixtapeなどと調べてみましょう。
すぐに見つかると思いますし、聴いてみるとブレイクビーツの意味がわかると思います。
2.音楽の種類
現在では様々なジャンルの音楽がブレイクビーツとして使われることが多くなりましたが、基本はファンクというノリの良い曲調の音楽です。
James Brownなどが有名です。
練習時には、はやり音楽はとても重要な要素です。
技の練習時にも音楽をかけながら楽しんでやりましょう。
3.ブレイクビーツの特徴
練習時に何度もブレイクビーツを聴きながら、ブレイクビーツの特徴を知ることも上達に大事なことです。
ブレイクビーツは本来なら間奏部分が終わればまたメロやサビに入るところをDJがコントロールして繰り返している部分になります。
つまり、繰り返す際にジュクジュクっとDJのいわゆるスクラッチ音が聴こえます。
これがなったらまたあたまに戻ったり、あるいは次の音楽に変わる合図のようなものです。
そのスクラッチ音がブレイクダンスをやる上でとてもキーサウンドとなってきます。
細かい動きでそのスクラッチ音に合わせたり、技をその部分に合わせて見せたりと、音楽とダンスの合致はとても重要です。
なので、まずはブレイクビーツのことをよく知ることが大切なのです。