ブレイクダンスといばバトルというイメージを持っている方も多いかと思います。

しかし、ブレイクダンスは人口も多く、コンテストでもブレイクダンスで出ている方もたくさんいます。

そしてブレイクでショーケースをする場合、スタミナや技のバリエーションの問題もあり、ほとんどはチームでのショーケースになると思います。

今回はチームでのショーケースをうまく作るために意識するといいポイントを紹介していきます。

1.ショーの骨組みをしっかりと作る

まず、ショーケース作りにおいて最も大事なことは、振り付けをする前にショーケースの骨組みをしっかりと作っておくことです。

ここで、骨組みが曖昧なままチームメイトに振り作りを割り振ってしまうと、同じ技がなんども出てきたり、全体的に緩急がつかないまま、すぐに見飽きてしまうようなショーケースができてしまうことも珍しくありません。

そこで、まずは事前に決めておくべきことについて紹介します。

1.ショーケースの良し悪しは曲で決まる

まず、事前に決めておくことの最大のポイントは曲についてです。

曲選びにおいてとても大事なポイントは、音ハメをするポイントがどれくらいあるかということと、曲を聞いてどんな振りが合うかがイメージできるかどうかと速さは適切かどうかの三つです。

音ハメのポイントが多いと、要所要所で派手な技やルーティンを入れることができるので面白いショーケースを作ることができます。

また、曲を聴いても振りのイメージがわかない曲を使ってしまうと、振り作りの時に大苦戦した挙句、付け焼き刃のような振りができてしまうこともあります。

最後に速さが適切でないと、クオリティが一気に下がってしまいます。

曲が遅すぎると粗が目立つようになるため、緻密な練習が必要になりますし、速すぎるとシルエットがめちゃくちゃになってしまうこともあります。

3〜5分にまとめるような気持ちで、ショーケースのイメージが湧く曲選びをしましょう。

2.曲を元に構想を練る

曲が決まったら、次は振りのバランスを考えます。

例えばですが、ブレイクだからといってフットワークの振りばかりを作ってしまうと緩急のない平坦なショーケースになってしまいます。

なので、最低限「立ち踊りの振り」「フットワーク」「パワーや派手な技の見せ場」「ルーティン」をどこに組み込むかを決めて振りを作るとバランスの良いショーケースを作ることができます。




2.実際にショーケースを作るときに確認すべきポイント

続いては実際に振りを作るときに気をつけるべきポイントについて紹介していきます。

骨組みを元に作っていくわけですが、ここでも意識しておかないとショーケースが台無しになってしまうポイントがあります。

1.踊り以外の部分に気を使う

いいショーケースを作るためには、いい振り付けを作るというのはもちろん大事です。

しかし、この部分に関してはどうしても個人の感性に委ねられる部分が多いため、良いショーケースをたくさん見て自分の中に見せ方のひきだしを作るしかありません。

しかし、踊り以外の部分に気を使うことによって、同じ振りでもショーケースをより良いものにすることができます。

まずは、入りはけのバリエーションについてです。

例えば、多くの振りがステージの後ろから入ってきて、前に出て横にはけるという振りだった場合、見ている人はだんだんと飽きてきてしまいます。

なので、振りによっては横から出てきたり、前の振りに出ていた人が何人か残るなどの工夫を凝らして移動を複雑にすることで見飽きられないようなステージングになるよう意識しましょう。

また、踊っていない人の立ち振る舞いも気を使いましょう。

例えば踊っている人の後ろで次の振りに出る人がごそごそと動いていたら、後ろに視線がいってしまい、前の振りが台無しになってしまいます。

次の振りの待機などは気配を消して行いましょう。

また、振りに音ハメがある場合は待機している人も一緒に合わせることによってチーム感を出すことができます。

このように踊っている人以外の部分を整えるだけでショーケースの見栄えというのは変わってきます。

2.ショーのクオリティを高めるための確認事項

ショーケースはチームによって全く違ったカラーが出ますが、良いショーに共通している要素があります。

一つは振りがしっかりと揃っていること。

これはコンテストなどでは特に重要視されます。

そしてもう一つは見せ場を作ることができているかということです。

ブレイクダンスの場合はルーティンや個人のハイレベルなスキル、しっかりと揃ったフットワークなどがこれにあたります。

この見せ場があるかないかで、ショーケースの印象は一気に変わってきます。

良い振りを作るのには経験が必要になってきますが、今回紹介したような内容は経験と関係なく実践することができます。

ぜひ、良いショーケースを作る参考にして会場の感性を浴びてください。