1. 表現の仕方

ブレイクダンスの踊り方の表現とその構成には専門用語を使い、以下のように大きく分けて説明することができます。

ここより先に出てくる専門用語についても諸説ありますので、あくまで一つの言い方と捉えてください。

練習する際や上達していく上での知識としても大切なことです。

それぞれ詳しいステップは後に出てきますが、ブレイクダンスはその構成要素を分けて、まず、立った姿勢で踊るTop rockトップロックがあります。

次の構成要素にしゃがんだ姿勢で手を床に着いて主に足の動きで見せるFoot workフットワークです。

次の構成要素に背中やお腹を床に着いた姿勢で床に横になりながら踊るBack rockバックロック、あるいはFloor rockフロアーロックです。

以上の3要素で構成された流れを主にStyle moveスタイルムーブといいます。

そして、決め技等、あるいは途中のアクセントなどで織り交ぜて見せるFreezeフリーズです。

このフリーズは英語表記でわかるように氷のようにピタッと止まってポージングで見せる動きのことです。

逆立ちで止まったり、床に寝そべっていたり、しゃがんだ姿勢、そして身体の部位は片手、頭、肘、膝、足、背中など様々な種類があります。

早い動きの流れで素早くピタッと止まることで見ている者を驚かせます。

また、ブレイクダンスといえばダイナミックに回転する動きや技です。

それらをまとめてPower moveパワームーブといいます。

通常、先ほど述べたスタイルムーブとパワームーブで好みやその人その人のダンススタイルが大きく分かれてきます。




また近年ではその両方を織り交ぜたパワースタイルムーブが流行りでもあります。

勝敗がつく場ではどちらもできるオールラウンダーが安定した良い評価を得られるわけです。

さらに、オリジナルを追求したり自分の身体の特殊を利用した軟体スタイルやアクロバットスタイルなど、その幅は広がっています。

ブレイクダンスの世界では上に挙げた専門用語が多く使われていますので、上達し仲間ができて共有する際に必要なものになってきます。


2. 踊りの構成

ブレイクダンスでは通常、スタートからフィニッシュまでを専門用語で1moveワンムーブといいます。

このワンムーブをどう構成するかが、ダンサーそれぞれで差が出てきたり、その人特有の雰囲気や味を出したりできる大切なものになります。

先ほど説明した、スタイルムーブでは基本的には、トップロックから始まり、フットワーク、フロアーを混ぜ、最後にフリーズで決めるという流れが一般的です。

一方パワームーブでは、トップロックから始まり、パワームーブをして最後にフリーズで決めるという流れが一般的です。

上達し、進んだ段階になっていくと、例えば以下のような構成が例として挙げられます。

・トップロック→フリーズ→トップロック→フットワーク→フリーズ

・トップロック→パワームーブ→フットワーク→フリーズ

・パワームーブ→フリーズ→トップロック→フリーズ

構成の仕方にルールなどありませんので上達に合わせ、自分の好きなように要素を組み合わせて練習することができます。