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1.3歩のやり方
ブレイクダンスにおけるフットワークの3歩は難易度が少し高く上達段階での動きになります。
6歩、4歩と同じように、前を向いてしゃがんだ姿勢からのスタートになります。
左回りを説明していきます。
C.Cのように左手を地面に着いているところから右手に移し替えながら、体重も移動させ右足を左足にかけようとするところ、それを交わすように右足が左足の下に入るころに軽くジャンプをします。
右足をかけようとする勢いのまま身体が右方向へと90度向きが変わるようにして6歩のときの3の状態、つまり足を内股で開いた形に一気になります。
そこから4歩の最後の動作と同じ動きをします。
すると、スタート時から180度向きが変わり、後ろを向いて終わりとなります。
これで3歩の一回になります。
このように、3歩は6歩と4歩の応用のフットワークです。
順に練習をしっかりとしてマスターしてから挑戦しましょう。
基本3歩はつまり、二回行うことで計360度方向を変えることになり、一周し、元のスタート位置に戻ります。
3歩の身体の向きの切り替えが2度あります。
この連続した向きの切り替えが難しいです。
そして3歩の醍醐味ともいえます。
最初はゆっくりと丁寧に何度も行ない、身体でその感覚を掴みましょう。
2.3歩をかっこよくやるポイント
練習を重ね、身体がその動作を覚えたら3歩をかっこよくしたいですよね。
ブレイクダンスではその動き自体が難しいことが多く、かっこよくこなすことを忘れてしまう人もいます。
かっこよく行なうためのポイントをいくつか説明していきます。
これも左回りで話していきます。
前を向いたスタートの姿勢から、90度向きを変えたところでそのポイントがあります。
一つは、その内股で脚を開いた状態のときに床に両足を着地するのではなく左足を少し浮かしておきます。
脚を開いた状態で片足を浮かすのは少しきついですが、手にしっかりと体重を乗せてバランスをコントロールすることでできます。
他のフットワークのステップにも言えますが、手にしっかりと体重が乗っているということは手が地面に対して垂直になっていることです。
頭をしっかりと手の方向へ出して体重移動をしましょう。
そして、もう一つはその時の視線です。
前を見たり、着手している床を見るのではなくその浮かした左足を見るようにします。
すると身体が自然と捻れ、そのシルエットはかっこよくなります。
基本ブレイクダンスでは捻った身体のシルエットがとてもかっこよく見えます。
この脚を開いた状態の時に、つまり90度向きを変えたところで左足を少し浮かせること、視線をその浮かした左足にやることを意識してフットワーク3歩の上達を目指しましょう。