1.6歩のやり方
ブレイクダンスにおける6歩とはフットワークのステップの名前で、前を向いたスタート地点から一周してまた前に向くまでのステップです。
C.Cのフットワークを何度も練習し、マスターしてから行いましょう。
なぜならC.Cの動きが含まれているからです。
6歩はC.Cと同様の動きから始まります。
ここで確認しておかなければならないことがあります。
フリーズです。
ブレイクダンスの技をやる軸が左右どちらを知る必要があります。
通常左手が軸でチェアーフリーズをする人は左回りになります。
ここで間違えてしまうと後に面倒なことになってしまいますので、まず自分がどちらのチェアーフリーズかを確認しましょう。
チェアーフリーズの説明は後に詳しくあります。
左回りの説明をします。
右回りの人はこの逆を行ってください。
左手を地面に着いているところから1に体重を右手に移しながらC.Cをします。
2でかけられた左足を少し後ろに引きます。
3で右足を左足の後ろへ出した幅と反対側の同じくらいの場所へ出します。
この時両手を着き、四つん這いの状態になります。
3のこの姿勢の時、少し内股を意識しましょう。
内股ができるくらいの足の距離を身体で覚えましょう。
足が遠過ぎると内股を作れません。
4で左手に体重をかけながら左足を右足の前に出します。
この時も軽く足が曲げられる距離を意識して出します。
5で出した左足の膝裏を目掛けて、右足の足首がそこに当たるようにかけにいきます。
この時C.Cの反対側と同じ形になるように腰も同時に前に突き出します。
最後の6で今前にある左足を前方に蹴り、そのままスタートの姿勢と同じになるように戻します。
これで6歩が一周したことになります。
体重は常に手にかかっています。
頭もしっかりと移動させ、手に体重が乗るように意識してください。
手に体重が乗っていれば足を動かすことは軽くできるはずです。
2.6歩の練習方法
まずは先ほど確認した6歩の順序をしっかりと身体で覚えましょう。
1、2と声に出しながらゆっくり確実に行いましょう。
できるようになってきたら、軸を気にして練習してみましょう。
6歩をしてしっかりと元のスタート位置に戻れているかを確認してください。
あるいはスタート時に後ろにペットボトルなどの目印を置いてやってみましょう。
その目印に触れることなく6歩ができるようになれば綺麗にできています。
このように、まずはゆっくりと確実に練習します。
上達してくれば、音楽に合わせてワン、エン、ツー、エンとやってみましょう。
フォーカウントで一周できるペースまでできてくればいい感じです。
もっと上達すれば、フットワークの綺麗さが保てる限界のスピードに挑戦して練習してみましょう。
ブレイクダンスでは素早く綺麗にやれることが大切です。