サルサロックは、名前の通りサルサにルーツがあるステップですが、ブレイクダンスではとてもよく使われるステップです。

地域によっては「スリーステップ」や「ポップコーン」などと呼ばれています。

ステップのかっこよさだけではなく、足を出す向きを変えることによってたくさんのバリエーションで見せることができる便利なステップです。

マスターすると、トップロックとサルサロックだけでブレイクダンスの立ち踊りをかっこよく踊ることも可能です。

1.サルサロックの踊り方

それでは、早速ですがサルサロックの足の運びと手のシルエットについて解説していきます。

1.サルサロックの足の運び

サルサロックは、軸手に関係なく両方できるようになりましょう。

1.右足を前に蹴ります。

2.右足を戻すと同時に左足を上げます。

3.左足を真横に出します。

4.左と右を入れ替えて1〜3を繰り返します。

サルサロックはとてもシンプルな運びなので、手のシルエットもしっかりとこだわりましょう。

2.サルサロックの手のシルエット

手のシルエットに関してはかなり色々なパターンがありますが、ここではオーソドックスかつ、BBOYらしさの出やすいものを2つ紹介します。

一つ目は、足を前に蹴った時に両手を前でクロスし、足を横に出した時に両サイドに開くという方法です。

前に出した手は直接横に開かず、足の入れ替えの際に一度腕を縮めて胸の前を通るようにしましょう。

二つ目は、両手で軽く握りこぶしを作り、足を前に蹴るタイミングでクロスをせずに前にパンチし、足を横に出した時に両側にパンチをするという方法です。

パンチングで行う場合は、腕を伸ばしきらずに肘の角度が150度くらいになるように出すとかっこよく見えます。

2.サルサロックをかっこよく見せるためのコツとバリエーション

サルサロックは足の運びがとてもシンプルです。
しかし、かっこよく見せるためにはサルサ特有の腰使いやリズムどりが必須になります。

そこで、このシンプルなステップをかっこよく見せるためのコツについて解説していきます。

1.サルサロックの意識すべきポイント

サルサロックを踊るにあたって意識した方が良いポイントが3つあります。




一つは足の角度です。

初心者にありがちなミスとして、足先に力が入っておらず、足首より先がブラブラしてしまうことです。

しっかりとスネの筋肉に力を入れて、足とスネの角度を90度に固定しましょう。

二つ目はリズム取りです。

ブレイクダンスの立ち踊りを踊るために共通しているポイントでもあるのですが、ステップを踏むだけでなく、きちんとリズムを体で刻みましょう。

基本は16ビートで踊ります。

しかし、もうワンランク上の見せ方をするのであれば、足を前に蹴った時と横に出した時に強めにアップを取りましょう。

すると動きにメリハリが出て、かっこよく見せることができます。

三つ目は腰の動きです。

ルーツとなっているサルサは腰をよく使うダンスです。

実はサルサロックにもその腰使いは継承されており、足を横に出す時に腰を斜め後ろ方向にひねります。
しかし、ここで腰だけを意識してしまうと不自然な動きになってしまいます。

なので、初めのうちは足を入れ替えるタイミングで、膝を逆側にしまい込むようにためてから横に足を出してみましょう。

イメージとしては野球のバッティングのような足腰の動きになれば大丈夫です。

以上の3点を意識しつつ練習してみてください。

2.サルサロックのバリエーション

サルサロックは足を出す方向や体重のかけ方を変えるだけで違った印象のステップに変わります。

例えば、足を横に出す場合、普通は中心に体重を残しますが、出した方の足に全体重を乗せることでより軽快なステップに見せることができます。

また、腰のひねりを強くして足を後ろに出すことでより力強く見せたり、足を逆足の裏側を通って反対側に出すことでおしゃれなイメージのステップにすることもできます。

特に足の出す方向に関しては、斜め前、横、後ろ、逆側などにだす動きを組み合わせることでサルサロックだけでかっこよく踊ることもできます。

サルサロックは単体でもかっこいいステップですが、これを練習することでブレイクダンスの立ち踊り全般が上達します。

部屋でもできるステップですので、空いている時間を使ってひたすらこのステップを練習することで立ち踊りに磨きをかけましょう。