Contents
1.エルボーフリーズのやり方
ブレイクダンスにおけるエルボーフリーズは比較的簡単で初心者が最初に挑戦できるフリーズかもしれません。
両手バージョンが基本ですが、上達した段階では片手でこなすこともできます。
左手軸として左手の肘をついての方向の説明をしていきます。
まずはいきなり逆立ちの状態になる前に土台となる手の位置の確認をします。
左肘を地面に着け、そこから腕、手のひらもしっかりと地面に着きます。
肘の位置から見て真横に腕を置くのではなく、少し斜め右上に角度をつけます。
そして右手は肘を90度に曲げて手のひらのみを地面に着きます。
ここでいくつか重要なポイントがあります。
左手軸なので、肩から左肘が地面に対して垂直になっていることが大切です。
体重をしっかりとかけられるように角度に気をつけます。
左手は肘を地面に着いているため、高さを合わせるために右手もしっかりと90度に曲げることが大切です。
ここで左手軸の肘、手のひら、右手の手のひらで平たい三角形ができていることを目で見て確認しましょう。
目線は練習する段階においては一旦左手を見る、あるいは地面を見ておきます。
そして脚の形を考えます。
練習に取り掛かる最初としては上で両脚を揃えてまっすぐ伸ばす形が簡単かと思います。
先ほど説明したように手を中心としてその上体は動かさないように脚のみを空中でまっすぐ揃えます。
この時両足にとも足先がフレックスになるようにして足首を固めることを忘れないようにしましょう。
これに少し慣れてきたら空中で脚を固めたときに前方方向に目線をやれるようにします。
これでエルボーフリーズの基本系が完成となります。
2.エルボーフリーズの応用
上達段階としてはまずチェアーなどと同じように脚の形を自由に変えてみます。
様々な形でエルボーフリーズを行うことができます。
それができるようになれば右手を離して左肘のみでエルボーフリーズを行なってみます。
このときしっかりと左手軸に体重を移動させることが重要です。
さらにはエルボーフリーズをブレイクダンスのなかで使えるようにするため様々な入り方を考えます。
逆立ちの状態から左肘を曲げてエルボーフリーズを行なったり、後転からそのままエルボーフリーズにもっていったり、ジャンプしてエルボーフリーズにそのままダイレクトで行なってみたりしてみます。
その他チェアーからエルボーフリーズに連続技としてもっていったりとブレイクダンスではその可能性はほぼ無限大です。
エルボーフリーズをマスターし、自分のスタイルを見つけていきましょう。