1.パワームーブとは

ブレイクダンスにおけるパワームーブとはその名の通り力強い大きな動きを指します。

遠心力を使った回転系の動きや技のことを指します。

ブレイクダンスの代表的なものとして脚を大きく開脚したまま頭を円の中心として背中を床に着いて回転するウインドミルや、三点倒立の状態で大きく開脚して頭を軸にして回転するヘッドスピンや、体操競技の鞍馬や床の技に見られるトーマスフレアや、逆立ちの状態で片手でバランスを取り高速で回転する1990などがあります。

パワームーブは基本的に難易度がかなり高めで、1日や2日で習得できるような動きではありません。

人が回転するわけですから、何度も何度も練習を重ね、回転軸を自分で見つけたり、身体のこなしや振り方を身に付けていく必要があります。

また、柔軟性もかなり重要なポイントとなってきます。

そういった難しさをもつ一方で、やはり、ブレイクダンスの花形でもあるといえます。

こういった回転技をやりたくてブレイクダンスを始めたという人も多いと思います。

練習してみて、その難しさを知り、あるいは練習途中で受ける痛みを経験して上達する前に諦めてしまう人が多いこともまた事実です。

本当にやりたいという強い気持ちをもちながら、長い目で練習をして少しずつ身に付けていきましょう。





2.パワームーブを行うために

パワームーブを行うためにそれなりの準備が必要です。

いきなり一つのパワームーブに挑戦してももちろん構いませんが、普段の生活でもあるいは他のスポーツや運動でもブレイクダンスのパワームーブのような動きはなかなかありません。

そのため、練習に取り組む前に準備が必要です。

まずは開脚がある程度大きく開くことです。

遠心力とバランスをコントロールしていく上で非常に大切なことです。

脚の開脚が狭いと見栄えもよくありませんし、遠心力も生まれにくいです。

開脚のストレッチを強化しましょう。

脚の角度でいいますと、だいたい120から150度くらい開けるようになっていればいいと思われます。

もう一つは腰から脚の振り方です。

ほとんどのパワームーブにおいて共通の重要事項です。

脚だけを振るのではなく腰から脚に通して振る練習をしなければいけません。

開脚をして脚を空中に上げて仰向けに寝ます。

両手でしっかりと床を固定して身体が動かないようにします。

その開脚を保ったまま、右脚を顔の目の前にくるほどに大きく腰から動かします。

そこから、反対側に大きく腰から振る練習を左右何度も何度も行なって、その感覚を掴み上達レベルまでがんばりましょう。