2000(ツーサウザンド)は、倒立の状態で、両手を軸に体を回転させる大技です。

ブレイクダンスの技の中でも見た目が派手でかっこよく、スタイラーでもパワームーバーでもムーブの締めくくりに使え、会場を一気に盛り上げることができます。

今回は2000を習得するための手順を紹介していきます。

1.2000の踊り方と練習方法

2000は1990年代に2000年までできるようになる人はいないと言われたことからこの名前がついている通り、難易度も非常に高い技となっています。

しかし、最近ではブレイクダンスシーンのレベルが上がってきていることもあり、バトルなどで使っている人も非常に増えていますね。

また、この技は他のパワームーブとは異なり、遠心力を使うというよりは、軸とバランスを保つことで回ることができます。

1.2000のやり方

2000のやり方については、左軸の方向けの内容で解説していきます。

右軸の方は、解説部分の左と右を入れ替えてお読み下さい。

2000はNYの形で入ります。

まずは、ウィンドミルの入りと同様に、左足を軽く引いて、右手を左足の少し前あたりにつきます。

その状態から開脚倒立まで持っていき、バランスが取れるポイントで左手の上に右手を重ね、首を引いて頭をしまい、体を一直線の状態にします。

そして手を重ねた直後に、開いていた足を閉じることによって、外側に広がっていたエネルギーを一点に集め回転します。

1.2000の練習方法

2000を成功させるために最も大事なポイントは、コマのように体の軸を一直線にすることです。




少しでも軸がぶれてしまうと、バランスが取れずに倒れてしまったり、ほとんど回転することができなくなってしまいます。

そのため、軸を取ることを意識して、練習していきましょう。

初めのステップとしては、NYの入り方から開脚倒立で止まる練習をしましょう。

これができるようになったら、次は開脚した状態での倒立旋回の練習をしましょう。

倒立旋回をするためのコツとしては、あらかじめ両方の手を自分から見て反時計回りにひねっておくと、関節の可動域が増えるためやりやすくなります。

また、左手と右手に均等に体重を乗せて旋回をするのではなく、左手に長めに体重を乗せておくと、2000に生かすことができます。

倒立旋回と並行して、NYから倒立に入り、体を一直線にして軸を作る練習もしましょう。

この二つができてくると、腕に全体重を乗せる感覚がだいぶ掴めてくるはずです。

その感覚がわかれば、あとはNYで入った時にブレずにその感覚に持っていけるかだけです。

2000は後から自分の力で加速することができないため、最初の勢いをいかに無駄なく回転に繋げられるかにかかっています。

そのためには軸を取ることと、体を固めることが必要になってきます。

軸が取りにくいという人は、NYの時少し膝を曲げて姿勢を低くしておくと、腰を上げやすくなるので試して見てください。

ブレイクダンスの他のパワームーブと違って、筋肉を使って加速させるというものではないので、原理とエネルギーの流れについてよく考えながら練習するのがとても効果的です。

これができると、ムーブのイメージを一気に派手な印象に変えることができるので、ぜひ練習して会場を沸かせてください。