ウィンドミルはブレイクダンスのパワームーブの中でも最も有名な技の一つです。

ナインティナインの岡村がテレビなどでブレイクダンスを披露する際、開脚した状態で地面をぐるぐると回る技です。

パワームーブの基礎となる技であり、初心者の方もまずはウィンドミルから練習するという方も多いはずです。

今回はウィンドミルの踊り方について解説していきます。

1.ウィンドミルの踊り方とクオリティを上げる方法

ウィンドミルは単体でもかっこよく、バリエーションも豊富で、他のパワームーブの基礎にもなるため、必ず習得しておきたい技の一つです。

しかし、見た目以上に原理が複雑で練習を始めてから回れるようになるまでは数ヶ月もかかると思います。

ここでは、やり方と意識すべきポイントを紹介していきます。

反時計回りの方向けの内容となっていますので、逆周りの方は左右を入れ替えてお読み下さい。

1.ウィンドミルの踊り方

ウィンドミルで最も多い入り方は、NYから入る方法が一般的ですが、練習をする際はチェアから行うと良いでしょう。

まずは開脚した状態でチェアをします。

その状態で左足を振り上げます。

軌道は下から上に円を描きながら上に持っていくようなイメージです。

すると体が横に開き、チェアで支えられない位置まで来るので、左手を崩して肩で着地し、すぐに背中まで流します。

この時、左手は左肩につけるような向きで崩してください。

これがうまくできると、開脚した状態で背中が地面についている状態になります。

この状態で下半身のバネを使って腰を浮かし、上半身を返して左手地面をキャッチします。

後は、肘の上に体を乗せるとチェアの形に戻るので、また崩しの部分から繰り返すことによって連発をしていきます。

初心者の方がつまずくポイントとしては、最初の崩しと返しの部分です。

崩しに関しては、背中がついた時にバックスピンが回れるくらいまで勢いがつけられるとベストです。

また、初めのうちは崩しの時に頭の方に体重を乗せるのが怖いため、腰を打ってしまいがちです。
なるべく、頭よりに体重がいくように意識して練習しましょう。

返しに関しては、特に足がついてしまいやすいポイントです。




うまくバネを使うと足をつかずにできるのですが、ここで開脚がキープできずに足がついてしまうパターンが多いです。

崩しの勢いが速くなるほど、返しのバネが必要なくなるので、崩しをしっかりとできるようにすることで楽に返しができるようになってきます。

初心者の方は、まずは上記の手順で形を気にせずに回れるようになりましょう。

2.ウィンドミルのコツ

実はウィンドミルは遠心力をうまく使えるようになると、返しの時に使っていた下半身のバネをほとんど使わなくなります。

それに至るためには、まずは形はどうあれ回れるようになる必要はありますが。

なのでウィンドミルは上達するほど勢いをつけるポイントが変わってくるのです。

バネを使って体を返しているうちは、崩しのタイミングで腕を使って加速させています。

そこからスピードが上がって、足の遠心力の使い方がわかってくると、返しのタイミングで加速できるようになります。

これができるようになるとノーハンドウィンドミルができるようになります。

さらに感覚を掴んで来ると、返しの瞬間の上半身のひねりでも加速できるようになります。

この上半身のひねりはベビーウィンドミルを行う時に必須の感覚になってきます。

この遠心力を利用する感覚を掴むための方法ですが、ひたすら早く回ることと、返しの時に体を固めることを意識してください。

すると返しの時に力を入れるポイントがわかるようになってきます。

この時、ジャージなどを着て上半身の滑りを良くしておくと、より感覚が掴みやすくなります。

遠心力の感覚が掴めて来ると、返しの際にバネを使う必要がなくなるため、軸が安定して一気にスピードが上がります。

見た目もかっこよくなるため、ただ単に回るだけではなく、遠心力を使って回れるようになるまで練習しましょう。

ブレイクダンスのパワームーブというのは本当に難しいです。

基礎と呼ばれているウィンドミルも回るだけで何ヶ月もかかりますし、文句のつけようのないクオリティで回るとなると何年もかかることもあります。

しかし、できるようになった時の達成感はブレイクダンスを続けていく上で糧になっていくものなので、諦めずに練習をしていきましょう。