今回はシフトについて解説をしていきたいと思います。
シフトはステップというよりも技と言った方がしっくりくると思います。
全体的に説明すると腹ばいの反対になった状態から片足を上げて体を反り、足を戻す勢いで上体を起こす動きです。
かなりダイナミックな技で、上達していけばヒップホップダンスでは見せ場としてよく使われます。
1.シフトのやり方
まずは腹ばいの逆向きの姿勢を作ります。
ちょうど体育座りをして、後ろに手をつき腰を浮かすとその状態になります。
ここから足を顔目掛けて上げるのですが、上げる足はどちらでも構いません。
お好きな得意な足を上げて下さい。
この時、足を上げたら手に体重がのるので戻りのバネを作るために肘を曲げてショックを吸収すると共に、戻りのバネにしてください。
最後に上げた足を戻すのと、曲げた肘を伸ばす力で屈伸の姿勢まで行ければシフトの完成です。
ステップと違い、技という事なので少しの筋力と柔軟性が必要になりますが、筋トレやストレッチについては過去の記事で解説をしていますので参考にしながら身体作りに役立てて下さい。
2.シフトの応用
シフトの応用は普通のシフトよりも難易度が上がります。
例えば、片手でシフトしたり床に付く手を肘にしたり、両足を上げたりする応用があります。
もちろん両足を交互に上げてシフトする踊り方もあります。
シフトは今までのヒップホップダンスのステップ系と違い、ヒップホップダンスの中やほかのジャンルでスキル系と呼ばれ習得すれば大きな武器になります。
もちろん自然に出来るようになるような物ではないので、練習しないと上級者でもできません。
ちなみにシフトの応用のなかで、一番難易度が高いとされているのがダブルシフトと呼ばれる技です。
シフトは上級者が好んで使う技ですが、練習次第で必ず上達しますので、諦めずにチャレンジして下さい。
それでは、次回は「ダブルシフトのやり方と練習方法|ヒップホップダンスのステップ」
です。